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■ new balance ■

1906年にボストンで創立した「ニューバランス」。当初は矯正用インソールを製造。そのノウハウをもとに、1960年代、カスタムメイドのランニングシューズを手掛けます。そして1972年、まだ小規模だった会社を買い取り社長となったジェームス・デービスは、理想のランニングシューズを実現するため、自ら走ることで開発に従事、独創的なシューズコンセプト「インステップレーシング」を確立。70年代後半に、それを具現化したモデルを発表するや、ランナーから絶大な支持を獲得したのです。以降も、伝統を継承しつつ最新のテクノロジーを集結し、更なるフィット性を追求。その機能性を優先する姿勢は、現在でも高く評価されています。中でもクラシックラインは、普通のスニーカーよりも遥かに高級ですが、履き心地の良さとシンプルな外見から、大人のスニーカーとして広く人気を集め、著名人・業界人も多数愛用しています。

■ Rothco (KID'S) ■

１９５３年設立、アメリカはテネシー州に工場を構える老舗ブランド「ロスコ」。主にミリタリーやアウトドアものを手掛けており、そのクオリティーの高さから広く親しまれています。特にミリタリーアイテムはミルスペックモデル（軍規格）なども生産しており、実際に使用されていることからもこのブランドの信頼性が窺えます。また、プライスもわりと手頃で、日本のストリートでもミリタリーアイテムの主要ブランドとして定着しています。

■ SPERRY TOPSIDER ■

1935年、米国マサチューセッツ州にてポール・スペリー氏によって設立されたのシューブランド「スペリー トップサイダー」。氷の上を滑らずに歩く犬の足からヒントを得て開発されたという、平たくカットされたラバーソール、通称スペリーソールを採用したデッキシューズを世界に送り出したブランドとしてあまりにも有名。現在でも米国海軍学校指定ユニフォームや、米国代表セーリングチームなどにも正式にデッキシューズを支給。日本のファッションシーンにおいても、古くからアメリカンカジュアル＆トラッドの足元には欠かせない存在として親しまれています。

■ VANS ■

もはや説明不要のシューブランド「バンズ」 “ジャズ”の愛称で長年愛されつづけているＯＬＤＳＫＯＯＬを始め “ハイトップ”“ハーフキャブ”など数々の名作を発表。誰もが一度は履いたことがあるのではないかと思います。１９６０年代の創設以来、スケートムーブメントのみならず西海岸文化そのものに貢献してきたこのブランド。音楽とスケートのイベント“ＶＡＮＳツアー”を毎年行うなど、今もなおシーンをリードし続けています。